8月の知事選に立候補表明している公認会計士、若林健太氏(42)=長野市=の後援会は1日、同市上高田で事務所開きをした。若林氏は「信頼と協力の新しい県政の実現に向け、県内を駆け回り、県民の皆さんに思いを訴えていきたい」と決意を述べた。
現職の田中知事について若林氏は、県政を県民にとって身近にした実績を評価した一方、この6年間で県民所得が低下した点などを指摘。「現県政の継続では、県民一人一人が充実した生活を得られない。今こそ具体的な産業施策、地に足の着いた県政が求められる」と、県内経済の活性化に意欲を示した。酒井正晃後援会長は「皆さんの心を一つにし、精いっぱいのご努力をちょうだいしたい」と訴えた。