民主党幹部は22日夜、8月6日投開票の県知事選への対応について、独自候補の擁立を見送り、自主投票にすることもあり得るとの認識を示した。 幹部は、田中知事が3選に向け立候補表明したことを受けて「勝てる候補がいれば立てるが、勝てない戦いはしない。(自民党との)相乗りはしない」と言明。その上で「田中氏の政策は民主党に近い。政権を取りに行くには(田中氏が代表の)新党日本との関係を築くことも必要だ」と述べ、対抗馬擁立には必ずしもこだわらない考えを強調した。