信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
「政党間の連携」あらためて要請 自民、民主に
2006年6月 6日掲載

 田中知事に代わる候補擁立を目指している「輝く明日の長野県を考える会」の近藤光・代表世話人(連合長野会長)は5日、長野市内で自民、民主両党の県連幹事長と個別に会談し、候補擁立に向け政党間で協議、連携するようあらためて求めた。
 いずれも非公開。近藤氏によると、自民党県連の石田治一郎幹事長に対しては、県連が公募による知事候補を9日に決定するとしていることについて「自民、民主などの政党間連携の支障にならないよう、慎重に対応してほしい」と要請した。
 民主党県連の北沢俊美幹事長には、近藤氏が「政党間協議の実現に向け努力したい」との考えを伝えたという。これに対し北沢氏は、取材に「このままでは自民、民主両党の(考え方の)ずれが大きくなりかねない」と述べた上で、「9日より前に政党間の協議があった方がいい。要請があれば応じたい」と積極的な姿勢を示した。


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