信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
上伊那の県議らに阿部氏期待の声 住民団体と意見交換
2006年6月 6日掲載

 上伊那の住民有志でつくる「明るい県政を進める会」(桜井伝一郎会長)は5日、伊那市内で、伊那市、上伊那郡選出の県議4人と8月の知事選に向け意見交換した。県議側からは、総務官僚で前県副知事の阿部守一氏(45)=現全国市町村職員共済組合連合会総括審議役=の立候補に期待する発言が相次いだ。
 伊那市の木下茂人(緑のフォーラム)、向山公人(政信会)、上伊那郡の清水洋(志昂会)、小原勇(県民協働・無所属ネット)の各氏が出席。このうち向山氏は「個人としては現段階で阿部氏が最適」、小原氏も「阿部氏の決断に期待したい」と述べた。
 桜井会長は「県議が前面に出て候補擁立へ動いてほしい」と要請。自民党籍を持つ向山氏は、同党県連が公募結果を受け推薦者を決めるとしている9日の会合について「該当者なしもあり得る」との見解を示し「党のけじめがつけば、(所属)県議も動けるようになる」と述べた。


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