信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
羽田氏擁立意思を確認へ 知事選で県議グループ
2006年6月 5日掲載

 田中知事に代わる知事が必要とする県会6会派の県議有志でつくる会派横断的なグループ「ネットワーク21」が、民主党県連(羽田孜代表)に対し、8月の知事選で同党の羽田雄一郎参院議員(38)=県区=を擁立する意思があるかどうか打診する方針を決めたことが4日、分かった。
 世話人代表の望月雄内氏(政信会)らが5日、長野市の党県連事務所を訪ねる予定だ。
 同グループは5月上旬、6会派の計27人で発足。自民党籍を持つ議員、羽田代表(衆院3区)に近い議員が含まれている。これまで市民グループを中心とした候補擁立の動きを見守る一方、自民、民主など県内各党に田中知事の対立候補一本化に向けて協力するよう要請していた。
 羽田雄一郎氏は羽田代表の長男。1999年の参院県区補選で初当選し、現在2期目。
 同氏については、知事選の候補擁立で連携するよう各政党に求めている「輝く明日の長野県を考える会」(世話人代表・近藤光連合長野会長ら)も、有力候補の1人に挙げているとされる。


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