信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
自民の知事選候補公募に務台氏推薦 連絡協
2006年6月 2日掲載

 8月の知事選で総務省調整課長の務台俊介氏(49)に立候補を要請している「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)は1日、松本市内で会合を開き、自民党県連が行っている候補者公募に協議会として務台氏を推薦することを決めた。
 会合には務台氏の擁立を目指す北信、中信、伊那地区の団体代表者や松本、安曇野などの市議有志らが出席。永田代表は「自民党だけでなく、さまざまな政党や団体との連携を模索している」と述べ、他党にも推薦を依頼する方針を示した。
 会合後、永田代表は「推薦は、務台氏本人の意思とは無関係」と説明。自民党県連は公募対象について「基本的には出馬意思がある方」(小坂憲次会長)とし、他薦の場合も本人が書いた履歴書や論文などを提出するよう求めているが、永田代表は「(論文などは)必ずしも必要な条件でない」との認識を示した。
 一方、務台氏は1日、協議会による推薦の動きについて「まだ聞いていない」と述べた。


<前の記事 2006長野県知事選 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun