信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
知事選討論会の研究提案を撤回 長野市長
2006年5月24日掲載

 長野市の鷲沢正一市長は23日の記者会見で、知事選に向け県内11市長が14日に松本市で開いた会合で、擁立対象に名前が挙がった人の討論会を研究するとしたことについて「(自分が)提案したが、試験するような形になる。失礼だという声もあり撤回した」と述べた。他の市長にも伝えたとしている。
 近藤光連合長野会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」が候補を絞れなかったことについては「残念だが、論議を通じて全県的な支持を得るにはこのような人がいいという方向性を見せてくれた」と評価。「今後さまざまな人が出てきて新しいリーダー像を主張することが大事。その後、自然に収れんしていくことを期待している」とした。
 政党の関与については「地方自治の前面に出てくるのは賛成しないが、候補者選びということで考えると、政党の応援は必要だ」と述べた。


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