任期満了に伴う7月20日告示、8月6日投開票の県知事選に立候補を表明した公認会計士若林健太氏(42)=長野市=が21日、支持母体の市民グループ「信州ゆめフォーラム」とともに、19日の立候補表明後、初めての街頭演説を長野市内で行った。
同市大門町で演説を始めた若林氏は「(田中県政誕生から)6年が経過した現在も、市町村や県会、国との対立が続いており、新しい長野県の姿が見えない」と現県政を批判。「信頼関係を築き、220万県民の素晴らしい個性を最大の武器に、新しい長野県を私たちみんなの手でつくっていきたい」と訴えた。
この日は同市内の神社で知事選勝利などを祈願し、「信州ゆめフォーラム号」と名付けた乗用車も用意。今後、県内を回り、街頭演説やミニ集会を続けていく。