県内外の会社経営者や消防関係者らでつくる「新しい長野県をつくる会」の町田伍一郎代表世話人(長野市議)らが19日、長野市内で記者会見し、近く総務省調整課長の務台俊介氏(49)=旧南安曇郡三郷村出身=に立候補を要請すると発表した。
町田氏は会見で「務台氏が持つ(地方自治の)将来ビジョンを高く評価した」と説明。「国、市町村、県会、県職員との信頼関係を再構築できる人物が早急に求められる」と強調した。今後、長野や他市の市議らにも支持を呼び掛けるとしている。
会は今年2月に発足、務台氏を講師に招き勉強会などを開いてきた。これまで同氏の出身地中信地方での擁立の動きを見守ってきたが、17日に「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)が同氏への出馬要請を正式決定したのを受け「今後連携していく」としている。