信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
猪瀬氏擁立へ「有志の会」 長野高同期生らで発足
2006年5月19日掲載

 長野市出身の作家、猪瀬直樹氏(59)と長野高校で同期生だった同市内の会社経営者ら8人が18日夜、市内で会合を開き、8月の知事選に猪瀬氏の擁立を目指すグループ「猪瀬直樹君を県知事に推す『同期17有志の会』」を発足させた。
 15日に市内で開いた同氏の高校同期生による意見交換会で、擁立を求める声が出たのに対応した。代表幹事に長野市の歯科医師奥井昭彦さん(59)を選んだ。
 同会は猪瀬氏について、竹中平蔵総務相の私的懇談会「地方分権21世紀ビジョン懇談会」の委員を務め、地方行財政について積極的な調査、提言活動をしている―などと評価。「事実を徹底的に調査し、分析し、冷静に判断を下せる人物で、リーダーとしてふさわしい」としている。
 同会は今後、現段階で立候補するかどうかの意思を明らかにしていない猪瀬氏に立候補を要請していく。また、長野高校同窓生らにも支援を広げる一方、一般向けに猪瀬氏の講演会を行うなどして擁立への機運を高めていきたい、としている。


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