信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
党全面に出ず 再確認 自民の国会議員と県議団が協議
2006年5月19日掲載

 自民党県連(小坂憲次会長)所属の国会議員と、県会の自民党県議団(小林実団長)は18日、都内の自民党本部で、8月の知事選の対応を協議した。県議側が市民グループなどによる田中知事の対立候補擁立をめぐる動きを報告。県連幹事長の石田治一郎県議は終了後、「党として(候補者選びの)前面には出ず、ベター(な候補者)であれば全力で応援していくという基本スタンスを再確認した」と述べた。
 協議は非公開で、衆参国会議員4人、県会議員8人が出席した。小坂会長は文部科学相の公務のため欠席した。
 終了後の取材に対し、石田幹事長は、知事選での民主党県連(羽田孜代表)との連携について「われわれがまず(支援する)候補を決め、民主党もどうかという話は将来あるかもしれない」と述べたものの、両党の県連トップ同士が協議するかどうかは「今の段階では決めていない」とした。


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