信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
猪瀬氏招き意見交換を 知事選で同窓生ら
2006年5月16日掲載

 長野市出身の作家猪瀬直樹氏(59)と長野高校で同期だった市内などの有志約20人が15日夜、8月の知事選をめぐり市内で意見交換会を開いた。「猪瀬氏を知事候補として擁立すべき」との意見の一方、「本人の意思が分からない」との慎重論もあり、近く猪瀬氏を招いて考えを聞く会を開くことを決めた。
 同期生の建築家佐藤友治さん(60)=同市=らが、猪瀬氏擁立の可能性を探るため、意見交換会を呼び掛けた。
 出席者からは「(猪瀬氏は)『壊し屋』といったイメージがある。知事選に出る出ないに関係なく、どういう県政がいいと考えているのか聞く必要がある」といった声が出た。また、総務相の私的懇談会「地方分権21世紀ビジョン懇談会」委員としての活動などを挙げ「県政を修復できる力を持った人物」と評価する声もあった。


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