信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
「今後は出馬を働き掛けぬ」 長野市長
2006年5月10日掲載

 菅谷昭・松本市長が9日の定例記者会見で知事選への出馬を明確に否定したのを受け、菅谷市長に出馬を要請した鷲沢正一・長野市長は同日、取材に対し「これ以上は無理だろうと思っている」と述べ、今後は出馬を働き掛けない考えを示した。
 田中知事以外の候補擁立について、鷲沢市長は連合長野の近藤光会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」を中心に考えてほしい−との考えをあらためて示した。その上で「一本化の方法論を考えないと(名前が挙がった人などから)反感、反発が出てくる心配がある」とし、十分な論議を求めた。
 菅谷市長が「正式な出馬要請はない」としたことについては「連合長野の会長が行っていないということかもしれないが(自分を含め)現実には皆でお願いに行ったのは間違いない」と述べた。


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