8月の知事選に出馬意欲をみせている経営コンサルタント会社代表の市川周氏(54)=東京都=が8日、県庁で記者会見し、田中知事に代わる候補者の擁立を目指す各グループが擁立対象として名前を挙げていなくても、立候補に意欲がある人は候補一本化の際に考慮すべきだ、との考えを示した。
2002年知事選に出馬、落選した市川氏は、現在の候補者選びについて「グループ間の内部協議で進められている」と批判。「出たい人」も考慮すべきだとし、「『出たい人』枠が実現すれば、(私も)立候補の可能性がある」と説明、「それが実現しなければ現時点で(私が)出る幕はない」と述べた。