松本市の菅谷昭市長は18日の定例記者会見で、今夏の知事選の候補として名前が挙がっていることについて「正式な要請を受けていないのに、意見を述べるのは僭越(せんえつ)だ。市政の重要課題に全力で取り組む」との認識をあらためて示し、「あくまで外野が名前を挙げている。自分は(知事の)器ではない」と述べた。田中県政については「市町村や国との関係を良くしてもらわないと、いろいろな問題が出る」と指摘。その上で知事選について、「この現状でいいのかどうか、『県民力』が問われている」と語った。