信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
民主県連と連合長野の幹部、意見交換
2006年4月 9日掲載

 民主党県連の北沢俊美幹事長ら幹部と、同党の支持団体、連合長野の近藤光会長ら幹部が8日、長野市内で8月の知事選への対応について協議した。北沢、近藤両氏は「知事を偽証で告発するという事実上の不信任を突き付けた県会議員たちが『自分たちが出るとマイナスだ』と前面に出てこないのはおかしい」(北沢氏)との考えで一致。民主党県連、連合長野が今後、県政の現状、実態を積極的に県民に語るべきだ―と県議らに求めていくことを確認した。
 会談は非公開で行った。北沢氏はこれまで、近藤氏が代表世話人を務め、田中知事に代わる候補擁立を目指している「輝く明日の長野県を考える会」に対し、「発足の経過が不透明」などとして一線を画する可能性を示唆していた。
 会談後の取材に対し、北沢氏は「『考える会』が(民主党県連が目指す知事像に合う)いい候補者を選んでくれれば問題ない」と強調。近藤氏も「意見交換しながら連携していこうという話になった」と述べた。


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