信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

大町新校「落ち着いた外観」 県教委、懇話会で変更案
2012年11月10日掲載

 大町高校、大町北高校を統合して2016年度に開校予定の新高校について意見を交わす第15回地域とともに大町新校を考える懇話会が8日夜、大町市で開かれた。両校同窓会員や市内小中学校、高校のPTA役員らでつくる「よりよい高校の在り方を考え合う大町市民会議」が改善を求めていた新校舎外観の変更案や新校名の選考状況について、県教委が報告した。

 現大町高校の敷地に新校舎を建てる計画は最終設計の段階。新校舎の当初案に対して、両校卒業生らからよりシンボリックな外観を求める意見が挙がり、県教委が懇話会委員24人の意見も交えて外観を一部変更した。本館に当たる南校舎正面玄関にアーチ形のデザインを取り入れ、一部外壁を古風なスクラッチタイル張りにするなど、「風格のある落ち着いた外観」にしたという。

 また、校名選考委員会をこれまで3回開き、公募した352件178案を90案まで絞り込んだと報告した。本年度内に正式決定するという。


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