大町市の大町高校、大町北高校を統合し2016年度開校予定の大町新校の校名について、両校教職員らでつくる新校準備委員会は13日、公募で寄せられた178の案が「大町英峰(えいほう)」「大町岳陽(がくよう)」「大町秀嶺(しゅうれい)」「大町北稜(ほくりょう)」「大町明峰(めいほう)」の五つに絞られたと発表した。いずれも北アルプス・後立山連峰を間近に望む大町らしく、山にちなむ校名となった。
同委員会内に設け、両校同窓会やPTA、大北地方の教育委員会関係者ら14人でつくる校名選考委が7月から議論。9〜10月の公募で寄せられた案を、今月7日までに非公開で開いた会合で選考した。主に、未来に向けて成長する生徒にふさわしく、地域に根差し、地域の願いや期待に沿うもの―といった観点を選考の基準にしたという。
選考委は、今後さらに2回程度開き、年度内をめどに校名を最終決定するという。