信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

全日制平均1.03倍 公立高の最終志願状況
2012年3月 2日掲載

 県教委は1日、県内公立高校の2012年度一般入試(後期選抜)の志願変更を締め切り、最終志願状況を発表した。総志願者数は1万2889人で、全日制は変更前より337人少ない1万2451人。最終の平均志願倍率は、1・03倍で前年度と同じになった。

 全日制普通科は9681人が志願し、平均志願倍率は前年度と同じ1・02倍。学校別で最も高いのは、募集人員の半数が前期で合格した北部で1・25倍。次いで、松本蟻ケ崎1・24倍、松本美須々ケ丘1・21倍、松本県ケ丘1・19倍、長野1・17倍、松本深志1・14倍。前年度同様、中信地方の都市部の高校で高倍率が目立った。

 専門学科は、農業1・05倍(前年度同期1・11倍)が最も高く、商業1・03倍(同0・96倍)、工業1・01倍(同0・99倍)、家庭0・99倍(同0・98倍)と続いた。特色学科は、理数2・09倍(同1・70倍)、総合学科1・09倍(同1・09倍)、英語0・70倍(同0・81倍)など。飯田と屋代の理数科は3倍を超えた。

 定時制の平均志願倍率は0・30倍(同0・40倍)、多部制・単位制は0・98倍(同1・14倍)となった。

 一般入試は7日(一部は8日も)に実施し、19日に合格発表する。


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