信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

佐久に開校予定の総合技術高校 農業科7コースに変更
2011年11月17日掲載

 県教委は15日夜、県立高校再編で佐久市内の北佐久農業高、臼田高、岩村田高工業科を統合、開校する総合技術高校について、10回目の懇話会を北佐久農業高で開いた。3校の教職員でつくる佐久新校準備委員会が、設置学科の修正案や校名決定の日程などを説明した。
 農業科はこれまで3小学科6コースとしていたが、3小学科7コースに変更。キャリアデザイン科(仮称)の名称は「創造実践科」とする。農業、工業科の「学科連携科目」では、両科の生徒が3年かけて異なる分野の実習などを行うとした。

 校名は、地元小中学校PTAや有識者らで「校名選考委員会」を近く設置し、来年6月の県教委定例会での校名案決定を目標に、選考方法や校名案を議論する―と説明した。

 懇話会には佐久地方の学校関係者ら19人が出席。委員からは「浅間(北佐久農)、臼田の2キャンパスの一体感や連携を図れるような工夫を」との要望や「新校になると大学の推薦指定校の扱いはどうなるのか」といった質問が出た。次回の懇話会は来年3月。最終的な学科名称などを報告する予定。


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