信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

諏訪清陵の中高一貫化 県教委が正式決定
2011年1月28日掲載

 県教委は27日、諏訪清陵高校(諏訪市)に併設する県立付属中学校を開設し、中高一貫校にすることを正式決定した。昨年11月に示した計画案通りで、付属中学校は2014年4月の開校予定。
 県教委は、同校を中南信の中高一貫校のモデル校に位置付ける。付属中の開校時期は、教員配置や施設整備日程などを考慮して決めた。1学年の定員は男女40人ずつで、通学区域は自宅からの通学を基本に中南信全域とする。
 定例会で県教委高校教育課は、通学区域について「東信の小県郡など諏訪市に近い地域は事情を考慮し、中南信全域という枠を一律に適用しないよう配慮する」とした。
 定例会に先立ち、県経営者協会は、諏訪清陵高校を中高一貫校にするよう求める要望書を矢崎和広県教育委員長に提出。山浦愛幸協会長は「産業界などのニーズに応えていけるような特色ある中高一貫校にしてほしい」と求めた。


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