信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

犀峡高、篠ノ井の分校で検討 県教委「懇話会」に提案
2010年5月20日掲載

 県教委は19日、県立高校再編の一環で2011年度に地域キャンパス(分校)化する方針の犀峡高校(長野市信州新町)について、本校に当たるセンター校として篠ノ井高校(同市篠ノ井布施高田)を検討していることを明らかにした。同日、長野市内で開いた犀峡高校の校長やPTAなどでつくる「あり方懇話会」の会合で提案した。

 懇話会で県教委高校教育課は、センター校選定の考え方として、犀峡高校と同じ第1通学区内にあり、生活圏の近い高校であることが必要―と説明。既に分校を持っている長野吉田と長野西は除外し、教育課程に共通性がある普通科であることも条件に「篠ノ井高校が適当」とした。委員から異論は出なかった。

 同課によると、6月に再び懇話会の会合を開き、地域キャンパスになった際の犀峡高校の教育内容を意見交換。7月をめどに、実施計画を決定する予定だ。


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