信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

全日制平均1.04倍で前年同様 公立高の後期志願状況
2010年3月 5日掲載

 県教委は4日、県内公立高校の2010年度一般入試(後期選抜)の志望変更を締め切り、最終志願状況を発表した。総志願者数は1万2548人で、全日制は変更前より382人少ない1万2146人。平均志願倍率は1・04倍で、前年度と同じだった。
 全日制普通科は9273人が志願し、平均志願倍率は1・03倍(前年度1・05倍)。学校別で最も高いのは望月の1・29倍で、続いて梓川1・25倍、屋代1・22倍、松川1・19倍。松本蟻ケ崎や松本県ケ丘など、前年度高倍率だった都市部の高校は下がったが、県教委は「高校志願予定者の増加に合わせて募集定員が増えたため」とみている。
 全日制専門学科は、農業科が1・17倍(同1・12倍)、工業科1・01倍(同0・92倍)、商業科1・08倍(同1・00倍)、家庭科1・15倍(同0・88倍)でいずれも前年度を上回った。特色学科のうち、理数科は1・39倍(同1・33倍)、英語科(国際教養科、国際文化科を含む)は0・42倍(同0・68倍)。総合学科は1・14倍(同1・10倍)だった。
 定時制の平均志願倍率は0・35倍(同0・33倍)。多部制・単位制は0・94倍(同1・12倍)となった。
 一般入試は10日(一部の高校は11日も)に実施し、19日に合格発表する。


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