信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

公立全日制前期選抜1.78倍 第2回調査、後期1.59倍
2010年1月 9日掲載

 県教委は8日、今春行う2010年度高校入試について、志願者の第2回予定数調査の結果を発表した。公立全日制の前期選抜(自己推薦型入試)は全体の48・5%に当たる1万617人が希望し、募集定員に対する倍率は1・78倍。後期選抜(一般入試)の倍率は1・59倍だった。
 調査は、既卒者を含む高校進学予定者2万1899人に、昨年12月21日時点で第1志望校を聞いた。
 公立全日制前期選抜の学科別倍率は、普通科が1・98倍、農業科1・77倍、工業科1・54倍、商業科1・74倍、家庭科2・16倍。特色学科と総合学科は合わせて1・40倍だった。普通科の学校別では松本蟻ケ崎が4・69倍と最も高く、次いで松本美須々ケ丘4・15倍、上田東4・14倍などだった。
 後期選抜は1万8268人が希望し、普通科は1・39倍。ほかは農業科2・43倍、工業科1・95倍、商業科2・13倍、家庭科2・28倍、特色学科・総合学科2・68倍だった。
 定時制と多部制・単位制の前期選抜は262人で、倍率は0・92倍。後期選抜は461人で、0・58倍だった。
 私立は定員計3950人に対して計2326人、長野高専は定員200人に対して285人が希望。県外の高校を希望しているのは391人、未定は168人だった。


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