信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

中学生300人が体験入学 統合計画の飯田工
2008年8月30日掲載

 飯田工業高校(飯田市)は29日、進路選択を控えた中学3年生を対象に体験入学を開き、昨年とほぼ同じ約300人が参加した。

 同校は県立高校再編で飯田長姫(同)との統合が計画されているが、統合時期について県教委は、来年度入学生の卒業後となる2012年度以降との見通しを示している。飯田工高の上原保校長はこの日、集まった中学生に「安心して志望してきてほしい」とあいさつした。

 中学生たちは、同校3年生から指導を受けながら、旋盤を使っての金属加工やパソコンのプログラム作りを体験。飯田市内から参加した男子生徒(14)は「統合はそんなに気にならない。高校でどんな勉強ができるかの方が大事だと思う」と話していた。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun