県会全会派でつくる「高校改革プラン研究会」(村石正郎会長)は19日、県議会棟で会合を開き、県高校長会が1月末に示した高校再編に対する考え方の「最終まとめ」をめぐり、高校長らと意見交換した。
県議9人と校長6人らが出席。複数の県議が、高校の特別支援教育の現状について質問した。高校長会将来像研究委員会の小山寿一委員長(長野高校長)は、特別支援学校高等部の分教室を全4通学区に設置するとした最終まとめの考えを説明した上で、発達障害の生徒が増えていることなどから「入学後の支援が急務」と述べた。
また、最終まとめで職業科について、通学区に1校程度の「基幹校」を置くとした点について、小山委員長は「基幹校以外でも特色づくりは進める」とした。