信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

来年2月までに最終意見 高校再編で県高校長会
2007年10月17日掲載

 県教委は16日、県高校長会(会長・藤本光世上田高校長)が、県立高校再編に対する最終的な考え方を来年2月までにまとめ、県教委に提出する方向で調整していることを、同日の県教委定例会に報告した。県教委は意見を参考に、学校関係者との意見交換を経て来年6月までに再編計画の骨子を作成する。
 県教委は、現時点での校長会の基本的な考え方についても説明。県教委が6月に示した高校再編の新基準に沿い、1学年の下限は2学級とした上で、専門学科の配置や統合、総合学科、多部制・単位制、中高一貫校のあり方などの検討を重ねている―とした。
 県高校教育課は「意見提出を受け、小中学校長会や自治体、県議会などと懇談を重ね、骨子をまとめる」と説明。藤本会長は取材に「昨年までの再編計画は唐突な進め方に問題があった。機会があるごとに議論の経過を示していきたい」とし、11月に中間まとめを公表する意向も示した。


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