県教委は4日開いた県会文教委員会で、県立高校再編の新たな改革プランの進め方について、来年6月までに作成するとした「再編計画の骨子」に、旧12通学区ごとに適正な高校数を盛り込みたいとの考えを示した。
柳田清二氏(県民クラブ・公明)の質問に答えた。
新たな高校改革プランは、全県立高校を対象に旧12通学区単位で高校長会などの意見を聞き、県教委が1年かけて来年6月までに再編計画の骨子を作るとしている。関哲夫・県高校教育課長が具体的な内容は未定とした上で、「(旧12)通学区ごとに何校が適正配置か踏み込んでいただきたい」と述べた。
新高校改革プランでは、骨子が決まる来年6月以降は、骨子を基本に具体的な再編計画を策定する予定。その際、再編は一斉実施ではなく、計画がまとまり次第順次進め、おおむね2013年度までに終えるとしている。