信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

議論期間「おおむね2年」 県教育長、議会側に示す
2007年6月 9日掲載

 山口利幸・県教育長は8日、県と県会各派代表者との懇談会で、高校再編の新たな方向性を議論する期間について「おおむね2年」とする考えを示した。
 山口教育長は、再編計画について「細部について詰めており、14日の県教委定例会で新しい方向付けをしたい」とあらためて説明。その上で「議論の時間はおおむね2年と考えている。地域によって事情が違うが、理解いただけるところから順次進めたい」と述べた。
 これに対し服部宏昭議長は「地域の意向を踏まえ、合意形成を十分に行ってほしい」と求めた。
 生徒数の減少などを受けた高校再編について県教委は、昨年の臨時県会で複数の関係議案が否決されたのを受け、対応を再検討。2005年3月に高校改革プラン検討委員会がまとめた、当時の公立90校を76校を目安に再編する―との報告を基本とする姿勢を示している。


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