信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

白紙撤回求める方針 屋代南高「将来を考える会」総会
2007年6月 5日掲載

 県教委の県立高校再編計画で、多部制・単位制への転換方針が凍結されている屋代南高(千曲市屋代)のOBらでつくる「屋代南高等学校の将来を考える会」が4日、同校で本年度の総会を開いた。県教委の担当者を招き、今後の高校改革の進め方について意見を交わした。

 会合には同会の役員ら約20人が出席。県教委高校教育課の職員は「来年度の入学者が進路を決めるのに困らないよう、今後の方針は14日の県教委の定例会で決定してもらい、公表したい」と説明した。

 同会の中沢満子幹事長は、同校の多部制・単位制高校への転換凍結ではなく、計画の白紙撤回を求める運動を進める―といった活動方針を説明。このほか、会のメンバーからは「グランドデザインを早く示してほしい」「今月の定例会に、自分たちの意見をしっかり反映させてほしい」といった要望が出た。


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