信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

凍結校「6月までに一定の方針」 教育長が校長会議で
2007年4月17日掲載

 県教委は16日、県立高校長会議を県庁で開いた。綿貫隆夫・県教育委員長はあいさつで、高校改革プランについて「本年度の大切なこと。凍結校について、6月までに一定の方針を示す」と、県教委としての立場をあらためて説明した。
 県教委の高校改革プランは、昨年9月の臨時県会で県教委が提出した統廃合議案9件のうち6件が否決された。県教委はこのうち5件と、多部制・単位制に転換予定だった2校の扱いを「凍結」としている。
 綿貫教育委員長は、同プランに沿って統合した木曽青峰(木曽郡木曽町)、飯山(飯山市)、中野立志館(中野市)の3高校が1日に発足したことなどを挙げ、「高校改革プランは実現への緒に就いた。各校の特色づくりも進めてほしい」と述べた。
 昨秋に必修科目の未履修が発覚した問題を受け、県教委教学指導課は学習指導要領に沿った授業を進めるよう各校長に求めた。


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