信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

新校名の看板が除幕 丸子修学館「伝統継いで」
2007年4月 4日掲載

 丸子実業から総合学科校に転換した丸子修学館高校(上田市中丸子)で3日、正面玄関の校名看板が除幕された。
 スギ製で縦2・5メートル、幅約40センチ。高木房雄校長は「地域、同窓会、保護者と連携し、丸子実の伝統を引き継いで歩んでいきたい」とあいさつ。生徒会長の3年生、諸橋幸枝さん(17)は「新しく入ってくる生徒とともに頑張っていきたい」と述べた。
 1年次の基礎教育を踏まえ、2、3年次にスポーツ、ビジネス、芸術など多様な分野の科目から一人一人の生徒が選んで時間割を作るのが特色。5日に入学する1年生から適用する。2、3年生のカリキュラムは従来通りだが、全校生徒が丸子修学館高生となる。PTA会長の児玉裕二さん(52)は「なりたい自分に向かって夢を実現させてほしい」と新入生に期待を寄せた。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun