信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

中学生260人が体験入学 来春開校の中野立志館高
2006年11月 8日掲載

 中野市の中野、中野実業の両高校はこのほど、統合で来春開校する総合学科校、中野立志館高の体験入学を行った。中野市や須坂市など近隣の中学生約260人が参加した。
 立志館は、中野の進学や福祉のコース、中野実の商業、工業の学科も基本に、国際アカデミックや環境プランニングなど8系列を備えた総合学科校となる。中学生は両校に分かれ、関心のある授業やクラブ活動を視察。中野実では、ビジネスマネジメント系列に関連する商業科のパソコン実習や、機械システム系列につながる機械科の授業などを見学した。
 立志館は中野実の校舎を利用する計画。ただ、来年度は中野実校舎で立志館の大講義室などを整備する予定のため、1年生の授業を中野の校舎で行う見通しという。
 両校は合同で10月中旬から旧第2通学区の中野・須坂地方の住民を対象に立志館の地域説明会を始め、中野市、山ノ内町では終了。8日午後7時から須坂市メセナホール、16日午後6時半から小布施町公民館で開く。


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