県教委が高校再編計画のうち統廃合5件と、多部制・単位制への転換2件の「凍結」を決めたことに対し、県高教組は27日、「おおむね妥当なものと考える」と評価する声明を発表した。一方で、これまで関係者らの請願や陳情に県教委は真摯(しんし)に耳を傾けてこなかった―として「責任は重大」と指摘した。 声明は、計画の凍結は「事実上の白紙撤回」との見方を示しつつ、「県教委はどのように地域や関係者の意見を聞き取るのか」と今後の対応について注視していく姿勢を示している。