地域高校の同窓会や地元自治体関係者らでつくる「県立高校の発展と存続を願う会」(久保田元夫代表世話人)は13日、県会全会派の控室を回り、臨時会で審議する高校統廃合関連の9議案のうち、「反対意見が強い地域」の議案を否決するよう申し入れた。また、今回の議案の対象外で、多部制・単位制への転換が示されている定時制、通信制についても存続するよう求めた。
統廃合対象校と定時制、通信制高校の同窓会やPTA関係者ら約40人が本会議前に訪れ、「地域合意の得られた高校から再編をしてほしい」などと口頭で求めた。久保田代表世話人は「ヤマ場となる臨時会で県会が正しい判断をするよう期待している」と述べた。