信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

改革議論に耳傾け 飯田の小6生が市議会一般質問傍聴
2006年9月13日掲載

 飯田市追手町小学校の6年生が12日、市議会の一般質問を傍聴した。社会科公民の授業の一環。3年後には自分たちにも関係がある高校改革などのやりとりに真剣に耳を傾けていた。
 児童28人は、4年生のときに県議会棟を、今年春には国会議事堂を見学したものの、開会中の議会を傍聴するのは初めて。児童たちが関心を持てるようにと、高校改革についての質問時間に合わせて議場を訪れた。
 質問は、地域による高校づくりにも及び、「地域に中高一貫校を検討できないか」との質問に対して、伊沢宏爾教育長は「選択肢としてあってもいい」と答弁した。
 傍聴した牧島永遠さん(12)は「いずれ自分たちが通う高校について、こんなにいろいろと話し合われているとは知らなかった。自分たちもしっかり考えたい」と話していた。


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