県会の全会派でつくる「高校改革プラン研究会」(柳平千代一会長)は1日、「高校改革プラン実施計画のスケジュールには無理がある」とし、計画見直しをあらためて県教委に申し入れた。一方で、来春入試の枠組みを早く決める必要がある―として、統廃合関連議案を提出する場合は、13日招集予定の県会臨時会に間に合わせることも求めた。
柳平会長は申し入れで、「(県会側は)一貫して、一斉実施にこだわらず、成熟度に応じて実施するべきと申し入れてきた」とした上で、「無理のない高校改革を推進するために、自ら責任ある判断をしてほしい」と県教委が主体的に統合案を見直すよう求めた。
松田泰俊・教育委員長あての申し入れ書を受け取った吉江速人・県教育長職務代理者は「より早い方向付けをしていただきたいという思いがある。(臨時)議会の前に、教育委員会であらためて審議いただく」と答えた。