信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

木曽の統合校が検討結果を説明 3校連絡協役員会
2006年9月 1日掲載

 木曽高校(木曽町)と木曽山林高校(同)は、30日夜に木曽町で開いた木曽3高校連絡協議会の役員会で、来年度発足予定の統合校についての検討結果を説明した。3年後に完全統合した後、両校校舎を使うことは考えられないと強調した。
 役員ら約20人が出席。両校校長が「木曽から社会に羽ばたき、社会に寄与する人材を育てる」などと、統合校の理念を説明。県教委の実施計画が、両校の施設を使うとしている点について「当面はインテリア科の一部の授業を木曽高で行う。完全統合後は同一校舎で行いたいので、県教委で検討してもらいたい」とした。
 教育課程では学科を超えた課目選択について、3年生の時に、時間数はわずかだが実現できるとした。また、制服を設けるかどうかは、発足後に検討する。
 両校は9日午前9時40分から、木曽町の郡民会館で統合校についての説明会を行う。中学生のほか、一般の人も参加できる。


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