県教委は28日、教育委員会臨時会を開き、丸山〓教育長の辞職に同意した。臨時会後、松田泰俊委員長は取材に対し、県立高校再編について「今までの経過や、喫緊の課題という認識を(9月1日に就任する)村井新知事に説明し、理解を求める。現時点で変更は考えていない」とあらためて述べた。
臨時会では、欠席の1人を除く5委員全員が辞職に同意。丸山教育長は「3月末の高校改革プラン実施計画の策定が、大変重い仕事として強く心に残っている。これからは一県民として県政を見つめていく」とあいさつした。
松田委員長は、村井新知事との会談時期について「就任直後までに行う」と説明。統廃合対象校の募集を停止する議案の提出に向け、「中学生への影響も考え、できるだけ早く(県会が)開かれることを願っている」と述べた。
(〓はりっしんべんに晃)