信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

飯田工と長姫 統合校の教育方針決定 30日に説明会
2006年7月22日掲載

 県教育委員会の高校改革プラン実施計画で2007年度からの統合方針が示された、飯田工業高校(飯田市)と飯田長姫高校(同)は21日、合同職員会を開き、統合校の教育方針などを決めた。30日午前9時から飯田工業高体育館で、中学生や保護者への説明会を開く。
 全日制の教育方針は「『ものづくりを中心とした工業』『生活環境を支える建設・エネルギー・情報』『企業経営やサービスにかかわるビジネス』の専門教育を通して、独創力・創造力に富んだ人間を育成する」などと決定。一つの高校に多くの職業科がそろうことを強調した。定時制については、選択科目との兼ね合いで、さらに調整を続ける。
 校舎は全日制の機械、電子機械、電気科が飯田工業を、土木、建築、商業科と定時制普通科が飯田長姫を、当面使うことを確認。服装は私服とする。校名は同窓会やPTA、南信州広域連合などのメンバー12人で委員会をつくり、話し合っていくことを決めた。
 30日は、前期選抜の募集比率など、入試についても説明する予定。8月1日には飯田長姫で、同31日には飯田工業で、それぞれ体験入学も実施する。


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