信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

上田千曲定時制の存続求め協力要請 求める会が市長に
2006年7月22日掲載

 「上田千曲高校定時制存続を求める会」(荒井一則世話人代表)は21日、母袋創一上田市長に上田千曲高校定時制が統合されないよう、活動への援助や協力を求める要請文を提出した。
 要請文は、高校設置条例改正案が可決されたものの、県教委は再編を予定通り進めようとしているとし、協力を求めた。メンバーは「機械科のない屋代南高校に統合することは、機械科である上田千曲高定時制の事実上の廃止」と主張。同窓会の代表者は「ものづくりを学んで人間性が育ち、社会貢献もできる人になっていく」として存続の必要を訴えた。
 上田千曲高校定時制は、県教委の県立高校再編で多部制・単位制校に転換する予定の屋代南高校に統合する方針が示されている。


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