信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

飯山2高校統合の教育課程を説明 校長らが木島平で
2006年7月21日掲載

 県教委の高校改革プラン実施計画に沿った統合を計画している飯山照丘、飯山南、飯山北の飯山市内3高校の校長らは19日夜、来年度の発足を予定している照丘と南の統合校の教育課程について、地域住民を対象に説明会を始めた。初回は木島平村で開き、保護者ら約20人が聞いた。
 3校でつくる統合準備連絡会がまとめた概要によると、来年度の統合校は普通科3学級、体育科1学級(1学級は40人程度)を募集。普通科は生徒の学力に応じ、英語と数学の「習熟度別授業」を1年次から行う。2年次からコース制を採り、大学進学などを目指す「アドバンス」と各種専門学校や就職を希望する「キャリア」の2コースを設ける。体育科は南高の課程をほぼ引き継ぐ。
 実施計画では、2校の統合後、北高の校舎改築に合わせて最終的に3校を統合することが示されている。説明会は引き続き、21日に飯山市木島活性化センター、24日に野沢温泉村公民館、26日に栄村文化会館で開く。いずれも午後7時から。


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