信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

実施計画見直し 県教委に要請書 「県民の会」が提出
2006年7月20日掲載

 県立高校再編に反対している団体や個人でつくる「高校再編を考える県民の会」は19日、高校改革プラン実施計画を見直し、統廃合の対象となった高校の関係者らとの意見交換会を開くよう求める要請書を県教委に提出した。
 要請書は高校再編の来春実施の見直しを前提に、あらためて計画を策定し直す審議機関を設けるよう求めた。また、県教育委員に対して、生徒、保護者、地域住民らとの意見交換会を開いて「県民の意見聴取に努めてほしい」と注文した。
 県民の会を構成する「長野南高校の存続を願う会」「県立高校定時制・通信制を守る会」などの団体や個人からの同様の要請書も提出した。
 県庁で記者会見した県民の会は「当事者の声が反映されていない」と実施計画を批判。事務局の鈴木恵美子さんは「県教委に対話を求めていきたい」と話した。


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