県教育委員会の高校改革プラン実施計画に基づき2007年度に統合される岡谷東高校と岡谷南高校(ともに岡谷市)は6日、統合後の新しい学校像についての説明会を岡谷市役所で開く。新しい学校の理念や規模などの大枠をめぐり、両校間で4月から続けてきた議論の内容を、高校受験を控える中学生や地域住民らに報告する。
県教委は3月末、両校の統合後に「進学対応型単位制」を導入する実施計画を発表。これを受け、両校は4月中旬に校長や教諭ら計8人による基本構想委員会を設け、1学年のクラス数や教育課程の内容などについて議論を重ねている。
両校は、説明会で出た意見を参考に、6月中にも基本構想案をまとめたい考え。岡谷東高の征矢憲校長は「魅力のある学校をつくるために、多くの人の意見を聴かせてほしい」としている。
6日は午後6時半から、市役所9階大会議室。県教委の担当者も同席し、高校改革プランの全体像や実施計画の内容について説明する。