信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

長野南で教職員と懇談 県会研究会
2006年5月26日掲載

 県会の「高校改革プラン研究会」(柳平千代一会長)の県議8人が25日、県教委の高校改革プラン実施計画で再編対象に挙げられている長野南高(長野市)を訪問、教職員と懇談した。
 計画では同校は松代高(同)と統合、校舎は松代を使用するとされ、OBなどから強い反発が出ている。柳平会長はあいさつで、県教委が来春からの再編実施方針を示していることに「生徒らの混乱を招いてはならない」と指摘。他の県議からは、新校名の決め方や、統合による教育課程や部活動への影響などについて質問が出された。
 清水国利校長は「当面は教育目標や教育課程など中学校に示す内容を優先して話し合う」と説明。在籍する生徒やPTAなどの意見も聞きながら、9月初めには松代高で中学3年を対象に体験学習も行う考えを示した。
 研究会は29日、岡谷東高(岡谷市)を訪問する予定。


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