県立高校再編で多部制・単位制への転換案が示されている箕輪工業高(箕輪町)について、平沢豊満町長は13日の町議会3月定例会一般質問で「魅力ある高校づくりの一案として大学進学コースを設置したい」と述べた。会長を務める「箕輪工業高校の未来を育てる会」として、県教育委員会に働きかけたいとしている。
平沢町長によると、大学進学コースは生徒2、30人で構成。大学予備校と提携し、講師を派遣してもらうことなどを考えているという。企業や大学との連携強化も重要としている。
第3通学区(南信)の高校改革プラン推進委員会は2月、県教委に報告書を提出。箕輪工業高の全日制募集を停止し、多部制・単位制校を新設するとした。