小中学校の児童・生徒の保護者でつくる県PTA連合会は23日、県立高校再編について「(再編後の教育課程編成や人員、施設面の準備が)不十分なままスタートすることがないよう強く要望する」との要望書を県教委に提出した。赤羽総一郎会長は「(県教委が目指す)2007年度実施を延期するよう求めているのではないが、準備が不十分なら、延期も考えてほしいという趣旨だ」と説明している。
要望書では、再編の対象となっている高校の在校生や保護者に対する再編内容の説明、多部制・単位制高校の教育内容の周知、(再編に対する)地域の多様な意見の考慮―なども求めた。