信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

3月に2度目の全県集会 諏訪で高校生が県教委招き
2006年2月24日掲載

 県教委が3月末までに策定する県立高校の再編実施計画に高校生の声を反映させようと、「第2回全県高校生集会」が3月5日、諏訪市文化センターで開かれる。県内4通学区ごとに設けられた推進委員会での論議の疑問点や今後の進め方について、高校生が県教委に質問したり、要望したりする。
 高校生たちは、昨年10月に伊那北高校で第1回集会を開いた後も、勉強会や県議との意見交換会を開催。自分たちの意見が高校改革論議に反映された実感がないことから、2回目の全県集会を準備してきた。
 県教委がこれまで県内8会場で開いた高校改革プラン説明会でも、参加した高校生が「高校生が納得できない改革がされようとしていておかしい」「どれだけ高校生の意見を聞いてきたのか。進み方が急すぎる」と発言する場面があったという。実行委員長を務める伊那北高校2年の西永香奈子さんは「私たちの声を高校再編に反映させる最後のチャンスだと思う」と話し、参加を呼び掛けている。
 集会は午後1時から。高校生以外も出席できるが、原則として発言はできない。問い合わせは電子メールで実行委(rev235@excite.co.jp)へ。


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