信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

松代高「存続を願う会」 23日に集会
2006年1月20日掲載

 長野市の松代高校の同窓会などでつくる「松代高校の存続を願う会」は、長野南高校(同市)との統合案が示されている県教委の高校改革に対し、松代地区に高校を残すよう訴える決起集会を23日午後6時半から市松代文化ホールで開く。集会を契機に存続を求める署名活動も始める。
 県教委の再編案は、両校を統合した場合に松代の校地・校舎を使用するとしたが、その後の第1通学区(北信)の高校改革プラン推進委員会で、長野南の校地・校舎を利用する案や、須坂地域や長野北部地域での再編も含めて検討すべきだ、との意見が出ている。
 集会では同窓会やPTA、NPO法人「夢空間松代のまちと心を育てる会」の代表らが、松代高生が地域づくりにかかわってきた取り組みなどを報告。地域にとっての高校の重要性をアピールする。
 両校の統合案をめぐっては、長野南高の生徒会が高校存続を訴える生徒のメッセージを県教委に届け、同窓会や地元住民らでつくる「長野南高校の存続を願う会」が存続を求める約4万1000人分の署名を推進委に提出している。


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