信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

実施計画策定「延長を」 大町市長ら県教委に要望
2005年12月27日掲載

 大町市の腰原愛正市長と飯嶌楯雄市議会議長ら市議3人が26日、県庁に丸山〓教育長を訪れ、第4通学区(中信)高校改革プラン検討委員会が18日に決定した大町と大町北(ともに大町市)の統合案に反対の意思を伝え、実施計画策定の延長を要望した。

 腰原市長は県教委の宮沢脩教育委員長を教育委員に再任する人事案が12月県会で否決されたことを挙げ、「高校改革の進め方が納得できずに(県会が)苦渋の選択をした重みを受け止めてほしい。もう一度進め方を考えるべきだ」と訴えた。

 吉江速人高校教育課長は「今まで申し上げているスケジュールで検討していく」と述べ、各通学区の推進委の報告を1月初中旬(第3通学区は1月下旬)までに受け、3月に実施計画を策定する日程に変更はないとの考えをあらためて示した。

 飯嶌議長らは同日、県会の佐野功武副議長にも同趣旨の請願書を提出した。
(〓は、リッシンベンに晃)


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